こんにちは。
今日はどんよりとした雲で台風が近づいているふいん気ありありですね。
明日は雨風が強いのかな・・・・。
シャッター開けられないかな・・・・・。
さて先日これからこの夏痛めたオートマの修理が増えますよなんて
書いたと思いますが、案の定沢山の問い合わせや修理の予約が続々入ってます。
その一発目はといいますとこれ結構酷いんです。
実はさかのぼる事2年前に車検時にATFを交換してくれたのはいいんですが
直後からオートマの異常が始まり、とても乗れるものではないため緊急で飛び込んだ先が
スーパー〇ート〇ックス。
そこでわらをもつかむ気持ちでATFを入れ替えてもらいました。
ホンダ対応のATFですという事で安心してATF交換を依頼したそうです。
その後は良かったそうですが1年後また再発。
そして再度スーパー〇―ト〇ックスでATFを交換しました。
やはりホンダ対応のATFだったそうです。
これは請求書やステッカーでも確認出来ました。
1番目は某有名メーカーのATF、2番目、3番目も某有名メーカーのホンダ対応ATFです。
(上記メーカーの誹謗中傷をする訳ではないのであえてメーカー名は伏せさせていただきます。)
しかし、これらのATFを使用したホンダ車は非常に故障に繋がるケースが多いです。
当店だけでも何台かありました。
それでは入れ替えれば大丈夫なのではと思いますが、直ぐ入れ替えればいいのでしょうが
何ヶ月も使用していると取り返しに付かない状態になっているのも大変多いです。
当店でも苦慮するパターンです。
それなりの後遺症状はしっかり残る事が多いです。
場合によってはお断りする場合も有ります。
たかがオイルなのにと思いますが、最近のATFは非常に添加剤が入っているものが多く
ホンダの様な特殊なオートマ車には合わないのが実情です。
できれば車重で1.5トン以上のホンダ車はホンダ純正を使用した方が賢明です。
それでもおかしくなる場合も有りますけど・・・・。
ちょっと話が外れましたが、異常が表に出ているという事は
普通ではないという事を認識して下さい。
たかがオイル1つでも最悪な状態になりうるという事を。
話を戻しますが、そこでまずはAT内の洗浄から始めます。
出来る限り今までのATFが残らないように徹底的に洗浄を行います。
添加剤などが入っている場合はより何度も洗浄します。
そして、新たにATFを入れて走行テストを行います。
洗浄のみでどのくらい回復するかです。
回復具合で次のステップでの作業工程は変わります。
このラグレイトの場合は洗浄で今までよりは良くはなりましたが
異常な動きはまだしています。
走る事は可能ですが・・・・。
(作業前はレンジを1,2,3,4と手動で変えて変速させていたそうです。結構こういう方多いですねラグレイトは。)
まだ変則的な動きが多い為ソレノイドの動きがおかしい感じです。
そして、シフト&ロックアップソレノイドとリニアソレノイドを外してみますと
シフト&ロックアップソレノイドは鉄粉、クラッチカスがビッチリ着いてます。
リニアソレノイドバルブも付着していますが考えていたよりも少ないです。
とりあえずこの2点は取り換えて復帰し、再度走行テストに。
ちょっとづつですが良くはなっていきますが、まだ悪さをする物があるようです。
これもまた変則的な動きをしています。
そこでもう1つのシフトソレノイドバルブを外してみました。
これはシフトアップ時やダウン時に関係していますので、明日交換してみます。
外して単体点検では異常は見られませんが、ソレノイドというものは
ほとんどがこういうもので取り換えてみると、ありゃま良くなったなんて事が多々あります。
とにかく良くなればいいのですが。
でもくれぐれも言っておきますが、いきなりこういったものを取り換えたからといって
良くなるものではない事だけは認識してくださいね。
続く・・・・。