こんにちは。
ご無沙汰しております。
9月もしょっぱなから忙しい毎日を
送っておりまして気が付けば毎日8時、9時と・・・・。
ブログ更新よりも早く帰ってシャワー浴びて
キーンと冷えたビールが飲みたーい!
ということで気が付けば・・・・自宅。
まとめて少し1部ですがご報告します。
今日は久々なのでちょっと長いですよー!
9月は車検やら相変わらずオートマの改善修理、
また、一般修理などで毎日大忙し。
その中でもここんとこ依頼の多いRA6オデッセイを少し。
走行距離は6万kmなんですが、停止時に振動とシフトが固いという事で
ホンダディーラーでATFを交換したら停止時の振動やジャダーがもっと強く感じるようになり
ディーラーではこれ以上はどうにもならないと言われ当社に依頼をされました。
停止時の振動やジャダーは確かに止めるのは大変だし一気に良くなるものではない為
気が短いユーザーならミッション交換しか手は無いかもしれないが
ゆっくりと直す気がある方は改善修理でも良くなります。
でこのオデッセイはというと、1番の原因はATFの劣化です。
2番目にはディーラーでATFを交換したのがもっと悪化させたのでしょう。
ATFが完全に入れ替えが出来ていない為古いATFと新油が混ざってしまい
潤滑がうまくいかなかったようです。
このためソレノイドにも悪影響を与えてしまい、よりシフトダウンのタイムラグが大きくなり
停止時のショックやジャダーを強く感じたという次第です。
当店の洗浄交換にて問題も解決できました。
AT交換に至らず良かったですね。
RA6について情報です。
どうもエアコンのコンプレッサーの負荷が大きく感じる車も
良く見かけます。
これでは、停止時にコンプレッサーのクラッチが入ったリしたらジャダーの様な
違和感を感じてしまう事も有ります。
ATなのかコンプレッサーなのかの判断はエアコンスイッチを切った状態で
感じなければATは問題は無いかもしれませんので。
そしてもう1台はアキュラCLの走行中ボディが横揺れするという症状。
時速50~60km程で感じてしまうので不安でしょうがないという事で
点検しますが正直どこかが緩んでいるとかそういった類の故障ではないんですね。
そこでオーナーさん承諾の元左右のドライブシャフトを交換しました。
結果はビンゴ。
すっかり治りました。
ドライブシャフト単体で見ても特に異常は無いのですが
気持ちインボード、アウトボードのジョイント部(ブーツの中)が
少し硬さがないかなとう感じはしました。
しかし取り付け後テスト走行すると
症状は全く無くなりました。
このような症状の方は恐らくべたべたの車高を落としていたり
ガチガチのスプリングや上下タワーバーを付けていたりしている方に
起こりやすいかもしれません。
このような方疑ってみてもいいかもしれませんね。
そしてもう1台は先日オートマ改善修理した方の件です。
8月24日のブログ参照
その後また以前のような状態に戻ってしまったということです。
修理でお預かりした時も大変酷い状態でこの8カ月ほど乗ってこられてきましたから
どこまで回復できるか分からないがという条件で作業しましたが
思ったよりもうまく結果も出て正直私もびっくりしたほどでした。
しかしやはり初めの判断は正しかったようです。
これは一筋縄ではいかない修理となってしまいました。
改善修理で油圧も回復してシフトするようになったのですが
それと引き換えに付着していて取りきれなかったクラッチカスが
一気に剥がれはじめソレノイドのフィルターに一気に集まってしまい
ソレノイドに油圧が掛からず異常な作用をしてしまったようです。
でもこれって単純ですが大変な作業なんです。
浮遊している異物はATF交換で取り除けますが
剥がれかけている異物は走らないと完全に剥がれていかない為
走っては再度ソレノイドを外してフィルターを洗浄、ATF交換と。
それを何度も繰り返して復活させなければならず
地道な作業ですが、大変な作業なんです。
でも、結果は良くなり全く不穏な動きも収まりました。
しかし正直フィルターのキャパを超えるような異物がまた
着いてしまうとまたまた取り除いていかなければならず
落ち着きどころがどのくらいなのかそこが何とも言えず
私的にも歯がゆいところです。
お客様には修理前必ず説明はしていますが
ATの場合は時間を掛けて良くしていく事も多いです。
先日も書きましたがAT本体交換したようにバシッといけば
それはそれでいいでしょうが、中には少しづつ改善させていかなければならない
ケースも有ります事はご理解ください。
当店に御依頼のお客様の車を拝見しますと
正直これは・・・・・、という車両は大変多いです。
また10万km越えの車両も大半です。
他店では門前払いでしょう。
これを改善させるのって正直大変なんです。
またそれぞれ1台1台症状やメンテナンス歴、乗り方もバラバラです。
これを的確に判断してどこまで復帰できるかどうかをわかるようになれば
もっとお客様にアドバイスや説明も出来るのですが。
AT改善修理だけは作業前にどこまで回復できるかという事が
ハッキリ言えない事はATの構造上ご理解いただきたいと思います。
ただし何度も言いますが、何も手を打たない事の方が
危ないという事です。
改善修理する、しないはお客様の判断です。
当店は無理強いすることはありません。
ご相談は無料です。
お気軽にご相談下さい。
続く・・・・。