こんにちは。
今日は暑い一日で藪蝦も全開です。
最近はオークションに行くもこれというものに出合えず寂しい限りです。
昨日は先日お預かり中のJW1(前記述あり)のお客様より
ブレーキ廻りの整備を追加注文いただきまして早速部品等調べてみましたが
案の定ブレーキホース無し!
社外品もない為お得意のデーターにて調べることに。
何とか付きそうな車種が見つかり全て部品が揃ったところで
いざ分解。
今回のメニューは今までの記録簿で交換履歴のない物を作業することに。
キャリパーO/H、ディスクローター交換、ブレーキパッド交換、ブレーキホース前後交換
キャリパーをばらしてみたら想像してたよりもましな状態でしたのでピストンも再使用。
結構水分が進入して錆ついていたり虫食い状態になっているものも多い為
それからしたらマルモ、あっ、いや、まともでした。 (苦笑)
それからすべて交換作業が終了してタイヤを付けた時に気がついちゃいました。
ブレーキホースのねじれの向きが少し外側に向いてしまう為
ハンドルを切った時にタイヤに接触してしまう。
気がついて良かったと思う瞬間でした。
違う車種用のため不安でしたが合わせてみたら長さもピッタリだったのでヨシッと思ったのですが・・・・。
さっ、そこからどうするか。
元に戻すか、対策を講じるか。
やはり対策を講じるしかない為色々と策を講じることに。
対策してはタイヤを付け降ろしてはハンドルを切って当たりを確認。
ただ当たらないようにするのは簡単だがサスペンションもタイヤも動いている為
どのパターンにも対応しないといけないし、ホースも保護しないといけない。
ここは腕ではなく知恵の見せ所。
100%は無いけど、90%はいい感じで対策出来ました。
納車までまだ日にちはあるので他に知恵が浮かべばまた策を講じてみようと
思います。
お客さまに安心して頂くためにはえ~ンんやこ~らと。
インプレッションですが、とにかく初期ブレーキは見違えるほど
良くなりました。
速度が落ちるのがハッキリわかります。
ピストンが押し出されるのがわかる感じ。
テスト走行で西武球場の廻りはコーナーの多い道路なので
ブレーキ、サス関係を確かめるのには最適な道。
サスもブレもなくきっちり車体をコントロールしてます。
いや~本当にいいですよ。
納車をお楽しみに。
続く・・・・。