千葉県&八王子より御来店頂きました

こんにちは。
秋めいた天気が続いていますがまだ半袖で頑張っている
今日この頃。

長袖のツナギにしても結局腕まくりしてしまうから
まだこのまま行きますよ。

さて昨日は千葉県よりステップワゴンのT様がATF交換で御来店くださいました。
ATF交換とはいっても距離は19万km。
普通じゃどこも交換はしてくれないでしょうね、だって怖いもんね。
そう、普通じゃね。

うち、普通じゃないですから。

でも、念のため入検しますとまずは汚れは酷いです。
とても定期的に交換されていたとは思えません。
この汚れだけでもまず断られるでしょう。
また、ミッションマウンティングがバックリ切れているよう。
少し動かしただけで判りました。
T様ステップワゴンATF交換

今回はとりあえずATF交換ですが中途半端は危険ですので
少し多めに交換させて頂きました。
鉄粉もこの通り。
前回は上抜きだったようですね。
DSCF1945

ただし、純正ATFが入っていました。
臭い等で判ります。

そして慎重に全量交換プラスα取り換えて
テスト走行しましたら、良いじゃないですか。
違和感も無く満足できる仕上がり。
ATF交換でこのくらい変われば最高ですね。
でも、距離が距離なので消耗している部分も多いと思いますので
少し労わってあげて下さい。

有難うございました。

そして本日は八王子よりラグレイトのF様が
AT不調で御来店頂きました。
症状は2,3速時ショックなど。
また、高速走行時4速から抜ける様な感じになった、リバースにシフトした際
タイムラグが無くショックが大きい、などなど。

基本ATダメでしょう。
私の判断もやはりダメでは・・・・。
特にリバースのシフトタイムラグが3秒程あり
整備士ならこれでダメだし。

でもF様はダメ元でも良いという事で手を付けました。
多少の望みは実は前回、前々回とATF交換でカストロールのタイプX
タイプHが入っている記録が有ったこと。

以前このATFが入っている車を何台も見てきていますが
大半はアウトが多かったです。
ただ、やってみる価値は多少あるかなという思いもありました。

ただしやることはカストロールのATFの成分を綺麗に取り除くこと。
中途半端なATF交換では喧嘩して終わり。

キッチリ洗浄する事が1番近道。
またこれで本当のATの状態も判る為手は抜きませんというか
抜けませんね。
F様ラグレイトAT内部洗浄
DSCF1948

時間かけ念入りに洗浄。
そしてその甲斐あってか徐々にタイムラグも正常に戻ってきました。
あとは実際走行してどのくらい回復しているかですが
こちらも全体的にソフトな感覚?
表現は難しいですがソフトになりましたね。
3速は若干吹け上がりはありますがこれは仕方ないでしょう。
異物噛みこみ、またはクラッチに問題があるんでしょう。
また一緒にエンジンオイル交換やエンジンマウンティングが切れていたので
同時に交換作業させて頂きました。
DSCF1949
DSCF1950

でもこれならそこらのラグレイトよりは良い具合になったかもしれませんね。
これからオイル馴染んでいくとまた変化はあるでしょうから
一喜一憂は出来ませんがとりあえず今できることはやったつもり。
この状態が維持できると良いですね。

今週末は福岡に行かれると言ってましたので無理はしないでくださいね。
お気をつけて。

有難うございました。

続く・・・・。