ATもCVTも割合は半々

こんにちは。
今日も引き続きご紹介していきます。
凄ーく溜まっていますから早くご紹介していかないと
年またいでしまうかもしれませんので・・・・。

まずは葛飾区よりモビリオのM様がCVTのジャダー修理で
御来店頂きました。
ホンダで何度かCVTオイルを替えクラッチの当たり付け作業をしてきたが
やはり1年以内に再発するという事です。
M様モビリオCVT修理
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1年ならまだいい方です、当店に来られる方はもう3ヶ月や1週間という方もおられます。
そして、CVT交換の最後通牒を突きつけられ当店に相談される方や
修理される方が多いですね。

M様もその一人です。
CVTに関してはホンダでも主原因をつかみ切れていないようなのか
最近はCVT本体交換もしくは代替えを勧めています。
モビリオやスパイクは根強い人気が有るのでそう簡単に代替えをしようと
いうお客様はいませんよ。

こういう所がメーカーのダメなところ。
もっとお客心理を考えて行動や発言をしないとホンダから離れてしまうからね。
これだけ故障が多い車を乗ってくれるんだから親身になって修理せんかい!
と言いたくなりますね。

ということで今回もしっかりと原因を確認し修理完了。
内容は秘密!

今後はCVTオイルは1年または1万km毎に交換して下さい。
もうこんな思いはしたくないですもんね。

ありがとうございました。

そして次のお客様はさいたま市よりモビリオスパイクのM様が
CVT修理で御来店頂きました。
M様も先程の方同様ジャダーです。
試乗すると結構大きなジャダーを感じます。
M様モビリオスパイクCVT修理
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このスパイクも先程同様主原因を確認して作業完了。
同じジャダーでも主原因はまちまち。
そこを突き留めなければ治りませんし、再発もしやすいですよ。
だから安易に添加剤などでごまかしは邪道というもの。

お客様からどこが悪かったんですか?と聞かれて
どう答えるのか見てみたいです。
とりあえず添加剤入れたら治りました!としか言えないと思います。
ひっぱたいたら治りましたの世界に近い気が・・・・。

完治して良かったです。
お大事に。

ありがとうございました。

そして次のお客様は入間市よりオデッセイのF様がAT変速時の不具合で
御来店頂きました。
症状を確認したところ2速の変速タイミングがずいぶん遅い事、そして吹け上がりにショック。
RA6のミッションでよく見かける症状ですが、この場合判断が大変難しく最悪はクラッチという事もあり
クラッチだった場合結局AT交換という事になる為大変難しい案件です。
また距離も14万kmオーバーですのでなおさら。
F様オデッセイAT不具合AT内部洗浄
DSCF3506

前回ATF交換はホンダカーズですから中途半端に交換して異物噛みこみが原因という事も考えられるし
とりあえずはATF交換のみでは効果は得られないだろうという結果ですからAT内部洗浄を念入りにして
回復してくれればいいのだがという事でお受けしました。

ECUの自己診断ではクラッチ制御系不良、変速異常と判断しています。
リニアソレノイドも取り換える必要があるかどうかはまずは洗浄してから判断。

結果大分良くはなりましたが2速時の変速タイミングはまだ納得できる範囲ではありません。
2速のアキュームレーターやシフトバルブの異物噛みこみや変形なども考えられる為
一旦は乗って頂いて今後の状況変化をみて頂く事が必要な為ソレノイドなどは今回お勧めしませんでした。

安定してくれればいいんですが。

お大事に。

ありがとうございました。

そして次のお客様は八王子よりモビリオのK様がCVT不具合で
御来店頂きました。
もう2年前からジャダーが出ていてそのまま乗り続けてきましたが
Dランプが何度か点滅し始めていよいよ修理だという事で
御依頼頂きました。
K様モビリオCVT修理
DSCF3510

そして早速自己診断から点検して症状と照らし合わせ。
なるほど。
今回はしっかりとECUも察知しておりました。
作業を完了していざ発進しますと、CVTを乗せ換えた程の静かさ。
また調子の悪いCVTはジャダーが無くても加速が悪いが
こちらも大変スムーズに軽く加速していきます。

ちゃんと戻りました。
良かったです。
次はフロントのハブベアリングを修理するようですね。
またCVTオイル交換は1年または1万km毎に交換ですよ。

ありがとうございました。

そして次のお客様は西東京市のライフのI様です。
今回車検整備でお預かりしました。
I様ライフ車検整備
I様のライフは今年当社から購入して頂きまして納車時にはしっかり整備を行っていますので
今回は最低限で作業を終えました。

納車後も状態は大変良いようです。
このまま安心してご使用ください。

ありがとうございました。

そして次のお客様は横浜市よりモビリオスパイク4WDのW様が
CVTジャダーで御来店頂きました。
もう14万km走破していますが10万km超えた頃からジャダーが出ているようです。
今年初めもCVTオイルは交換していますが止まらず今に至っています。
W様モビリオスパイクCVT修理
DSCF3512

今回は4WDですので厄介ですが中身がどれだけ傷みが出ているかです。
何とか良くレベルかどうかは手を付けていかないと何とも言えませんが
経験からしてスタートクラッチ検査でも大丈夫な範囲ですので
作業を開始しました。

色んな点検を重ねながらようやく作業は完了。
あとは実際走行でどんな感じか。

でも今までの心配はどこ吹く風。
不穏な動きも無く大変スムーズに加速します。
もちろんジャダーは一切出ません。

何とか元に戻りました。
良かったです。

ありがとうございました。

そして次のお客様は山梨県よりトルネオのT様がAT不調で
御来店頂きました。
T様トルネオAT不具合修理
症状は冷間時変速せず、2速、3速変速時吹け上がりショック、停止時ショックなど。
今現在14万kmですがATF交換歴はちゃんと何度かありますが
使用ATFは様々。

ワコーズやオートバックスでの交換、ホンダ、ショップなどなど。
あらゆるところで交換されてきてます。
症状が悪化し始めて東京でトルコン太郎を使用して洗浄交換をしたがダメで
もう1度そこで同じ作業をしたがやはりダメでようやく当店に白羽の矢が。

ただし症状の前に色んなATFが使用されてきている為まずはAT内部洗浄を行わない事には
前へ進めません。
内部の社外成分を綺麗に取り除いて純正ATFを入れてようやくどのような動きをするか
判断が必要だからです。
DSCF3517

何とか洗浄してATFを入れ替えましたところ随分正常に戻りましたが
冷間時若干2速変速時にギクシャク感あり、停止時のショックあり。
この2点は違和感がまだありますが、少しこのまま使って頂いて安定したところで
再検査が必要です。

結果次第ではまだやるメニューが有りますが今の段階ではない為
一旦乗って頂きました。

そして1週間後T様から連絡が有りもう1つのメニューをやってほしいという事で
再度預かりました。
暖気後は相当いいのだが冷間時の変速の不調と停止時のショックが止まると良いのだがという事です。
1番取りずらいのは停止時のショックなんです。
中のピストンの機能が大分悪ければ取れませんし、付属部品での不調なら取り除ける場合もあり
難しいんですよ。

でも今回もう1つの作業で劇的効果が有りT様も満足頂ける結果となりました。
ダメならAT交換か、なんて事も話しておりましたからここまで回復すれば満足いただけたのではないかと思います。
こちらとしてもホッとしてます。

良かったですね。

ありがとうございました。

そして次のお客様は稲城市よりビートのM様が車検整備で
御来店頂きました。
M様ビート車検整備
M様は大変長いお付き合いをさせていただいていますお客様です。
ビートはセカンドカーの為2年で2千km程度しか乗りませんから
あまり消耗品は出ません。

バッテリーが1番危うかったりしますね。
今回もオイルメンテナンス程度で最低限で済みました。
また次回までお大事にして下さい。

ありがとうございました。

という事で今回はこんなとこです。

修理にはそれなりにお金もかかりますがAT本体交換となると車が買えるくらいに跳ね上がります。
それに比べれば当店の内部洗浄は交換が大変高くAT交換を考えますと費用対効果は大変高いと考えます。
昔はAT不具合と言えばまずAT本体交換しか方法はありませんでした。
しかし当店でのAT交換率は大変低いです。
ほとんどの方は修理もしくはAT内部洗浄の効果です。
全員が納得できるレベルではないとは思いますが、ATを交換しなくても良いレベルには
持って行けていると思います。

1番良いのは先日も書きましたが日ごろのメンテナンスです。
定期的に間違いのない方法でキッチリと交換していればこれだけ出ているホンダ車でも
相当数調子良く維持できると思います。

ATだけはあそこには任せられないなと思う方はそれだけでも構いませんから
いつでも声をかけて下さい。
きっとお役にたてると思います。

つづく・・・・。

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