ラグレイトの隠れた故障の1つ

こんにちは。
今日は一転、朝から小雨の降りしきる1日。
寒さもまた戻ってきました。

また、明日から雪の予報も・・・・。
今回は山沿いは大雪で平野はうっすらといいますが
降ってみない事には何とも・・・・。

大雪は勘弁です。

さて今日はラグレイトの隠れた故障の1つかもしれない情報を1つ。
以前にも1台修理経験があるんですが
ラグレイトはブレーキが特殊で、何がといいますと
ハイドロブレーキブースターというものがあり、がABSユニットのようにポンプ圧力を利用して
ブレーキブースターとして使用しています。
DSCF1387

左ハンドル車は普通のブースターなんですが
日本仕様だけなぜだかポンプを利用しています。
だからマスターシリンダも特殊なものを使用しています。

それゆえにありえない症状がおこったりします。
初期症状は頻繁にモーターの様な音が出ます。
これはユニットに圧力を高める為ですが、ブレーキを踏むと足に伝わるくらいに感じます。

中期的になると停止中でも走行中でもブレーキング時に
ギギッ、キュウッという音が頻繁に出ます。

末期にはペダル自体ブースターが効いてない状態で(昔のブースター無しのブレーキの様)
ガガガッ!やはり停止中でも出ます。

歩道の人が振り返るくらい大きな音です。

なぜこんな事が起こるのでしょうか。
見解ですが恐らくハイドロブースターのブレーキオイルの交換を
していない事が原因ではないかと思います。
ブレーキハイドロブースター

抜いてみますと結構エアが噛んでいます。
これをずっと放置していくとユニット内で圧力調整がうまく出来なくなり
故障してしまうのでは無いかと思います。

ですから、車検の時はこのユニット内のオイルも交換してあげましょう。
故障しますと大変高くつきますので。
O様ラグレイト修理

今回お預かりしていますO様のラグレイトはハイドロブレーキブースターの交換です。
まだまだ長く乗っていく為新品交換になりました。
これからまた安心してお乗りください。

続く・・・・。