旧型車のご依頼もあります

こんにちは。
ほんと久しぶりの投稿になります。                                              なるべく投稿しなくてはと思うのですが そういう時に限ってなかなか時間が取れなかったりして 毎回これではいけないなと反省しきりです。                                               今回はいつもと違い旧型車のご紹介をしたいと思います。
当店はオートマやCVT修理の専門店と思ってらっしゃるユーザーさんも 多いようですが、                   そんな事ないんですよ。 いろんな車種、いろんな修理もご依頼を受けております。                      そんな中でやはり多いのはディーラーで嫌がる修理や受け付けてもらえなかったという ものが大半です。
例えば旧車の為部品が無いとか、経験が無い為断られたとかですね。                                                    そんな中で最近ご依頼を受けて対応した実例をご紹介します。                                 まずはCC2型のインスパイアです。 初代の当時バカ売れで超がつくほど売れた車です。                       しかし最近ではまず見かけなくなりましたよね。

そんな車のN様から突然エンジンが掛からなくなってしまったという 緊急の電話でした。                          N様は以前からディーラーでの対応に不安を覚えていた為数年前から当店で 修理をさせていただいておりました。                                                                 電話の内容からタイミングベルトが飛んだか?                                           燃料ポンプが逝ってしまったか?                                              火が飛んでいないのか?                                                      ECUが逝っちゃったか? などが頭をよぎりました。
そしてロードサービスを使って運ばれて来て まずはセルを回してみますと普通に回っています。                 タイミングベルトは切れていない、ホッとしました。                                                                                  そしてとりあえずプラグコードを抜いて回してみましたが 火が飛んでおりません。                         原因はこれですね。 火が出なければエンジンはかかりません。                                    そしてそれから考えられるところを点検した結果原因は イグナイターでした。
しかし問題です。                                                      もうすでにIGコイルやイグナイターなどは販売終了で 新品部品はもうありません。そこで中古品はと散々探しましたがやはりありません。                                        旧車のつらいところです。
そこで流用品や代替部品は無いか調べましたところ なんとか見つけ出しました。                           次期型のUA2のインスパイアの部品がもしかしたらいけるかも!  そこでようやく1台のUA2見つかりコイルとイグナイターセットで 購入。                                     多少の改造は必要でしたが取り付けらけられました。                                      そしてエンジン始動の結果は見事に掛かりました。

良かったです。
これでこのインスパイアも再起してまだまだ走れるようになりました。
N様にすぐに報告、大変喜んでおられました。

今回はこんな事もあるのでついでにメインリレーも取り換えておきました。
メインリレーもCC2要はもう在りませんでしたが、他の車種で対応可能ですので
在るもので対応いたしました。

良かったですね、N様。

他にもまだまだあります。
次にご紹介しますのはCF2のアコードワゴンです。
この型のワゴンもすごく売れて人がありましたが、最近ではやはり見かけなくなりましたよね。
今回やはり当店を頼ってこられたのはオイル漏れです。

確認したところもうどこから1番漏れているのか判らないほどすごい漏れでした。
また、これでは夏になると引火して燃えてしまうのではないかと思うほど
漏れが酷かったです。

まずはこういう時は1番上の漏れを探すのが秘訣。
順番ですね。最後は下という感じです。

そう見ますとまずはヘッドカバーの当たりも結構漏れているようです。
またエンジン横からミッションの上側までビショビショになっております。

まずはこの2点から片付けていきます。
1つはヘッドカバーパッキン、セミサーキュラ交換です。
そしてエンジン横からの漏れはホンダオーナーならお分かりだと思いますが
スプールバルブからですね。

スプールバルブは背面と部分と上下の繋ぎのフィルターも取り換えです。
そこで1度エンジンをクリーニングしてほかの漏れも併せて確認します。
どうやら漏れの原因はこの2点だったようです。
多少の滲み等あるところもありますが、まずはこれで一安心。

そして、ついでにご依頼はATF交換でしたが、前回いつ取り換えたの?というぐらい
汚れが酷く、もう純正なのか社外なのかも判断できないくらいでした。
今回はやるなら洗浄交換以外にないので洗浄をさせていただきました。
またパワーステアリングフルードも汚れが酷い為交換致しました。

今回他も気になる所があり、そこはラジエーターホースのアッパーホースです。
コブラのように膨れ上がっていて危険度MAXの為、純正ホースを確認しましたら
メーカー在庫がありましたので交換させて頂きました。

旧車は非常に懐かしくもあり良い車も沢山ありますが
維持していく中ではやはりメンテナンスは欠かせないと思います。
なるべく早く手を付けていればなんとか修理できたがというケースも多々あります。
今回は非常に良いケースだと思いますが泣く泣く手放す方も多いかと思います。

旧車の場合は早めに処置してあげましょうね。

さて次にご紹介しますのは初代CR-V RD1です。
今回ディーラーからショックが抜けていて交換が必要だがもう
部品が無い為代替えを勧められたそうです。
しかし大事にされており、長く乗りたいという思いで当店に相談のメールが来ました。

私も当時気に入って新車で乗っていた車です。
思い入れは今でも大変ある車の1つです。

そこで何とかしてあげたいという思い一心でまずは純正部品でどこまでそろえるか確認しました。
やはりダンパーはすでに販売終了でありませんでしたが、他ブッシュ類やバンプストッパーなど
他全部は新品で揃えられる状態でした。

そこでこういうケースで純正品に近いダンパーといいますとKYBさんのNEW SRシリーズです。
そしてメーカーさんに問い合わせいたしましたらまだ数台分なら在庫はありますとの事。

早速S様にご報告。
即作業の御依頼を頂きました。
すぐにメーカーに部品発注、合わせて品だ純正パーツも発注。
そして作業当日を迎え、さくっと部品を外してニューパーツを組付。



今回はスプリングは再使用致しましたが他はすべてニューパーツで揃いました。
やはりビフォア、アフターで比べますと雲泥の差。
交換前はガタガタと音がしていましたが、交換後は非常に良い乗り心地。
若干固く感じますがこれはKYBさんのNEW SRの特徴ですね。

今までといかに酷かったか認識できる瞬間でした。
S様も満足なのではないでしょうか。

次の方はEF2シビックのO様です。
走行距離は5万㎞台と少ないのですが、やはり足回りはガタガタでして
また、テールゲートダンパーも開けても重みで落ちてきます。

今回はいずれもダンパー交換です。
当たり前ですがショックのダンパーは販売終了となっており純正タイプの
KYBのNEW SRが頼みの綱。
メーカーに問い合わせてみましたら在庫はありました。
ひとまず安心。
後は純正のブッシュ類やバンプストッパーがあるかどうかでしたが
心配なかったです。
こちらも付属類はすべてありました。

しかしテールゲートダンパーはさすがに販売終了となっている為
社外品ですが入手出来ましたのでそれで対応は可能となりました。

久しぶりにシビックをいじってみましたが昔を思い出し楽しいですね。
同じ足回りでも何か違いますね。 笑

取り換え後はやはり雲泥の差。
全く違う車になりました。

これでO様も大満足でしょう。
またテールゲートダンパーも取り換えてくれでもう挟まれずに
安心です。

機能や性能が上がるのは大変いいことです。

皆様もたまにはいじくりまわすだけでなく純正の機能や性能を上げる
事も考えてみてはいかがでしょうか。




次はEFのCR‐XのN様です。
かっこ良いですね!
サイバーCR-Xて言ってましたよね。
カタログもカッコよかった覚えがあります。

そんな人気のすごかった車です。
超久しぶりですが整備のご依頼です。
今回はヘッドカバー交換、エンジンオイル、ミッションオイル交換
テールゲートダンパー交換です。

特段修理とかではないですがワクワクします。
またエンジンがB16Aが出る前の最強エンジンZCです。
ZCの積んでいる車両はボンネットを見るとすぐに判別できたんですね。

ボンネットのお弁当箱がポコッと突き出ていますのであれですぐにSiだと
わかりましたから。
あー、懐かしいですね。

今回ヘッドカバーも黒塗装部が剥がれていて見た目の問題ですが交換という事です。
カバーを外してみるとエンジンの中は大変綺麗に保たれていますね。
オイル管理が大変良かったという証。

確かに比べると剥がれているとみすぼらしい気もしますね。
やはり綺麗な方が良いに決まっています!

今回作業はサクッとと終わる作業でしたがこんな懐かしい車も入ってますという話です。

さてまだまだありますが、今回こんな情報でしたがいかがでしたでしょうか?
古い車は駄目かなとか古い車は工賃が高いという風潮があるようですが
当店に至ってはそんな事はありません。
良心価格です。

安心してご相談ください。
出来ないものは出来ないと言いますし、頑張って診れるものは頑張りますので
どうぞご来店ください。

つづく・・・・。