寒くなるとオートマの不具合に気がつく?

こんにちは。
ご無沙汰しちゃいましてスミマセン!
さぼり癖が付くとダメですね~。
今日は更新しようなんて思っていても仕事に追われてしまうと
書く時間も無くなり、また明日にしようなんていう悪いささやきが聞こえてきて・・・・。

今日は日中時間を作って更新しています。
思いだしながら。

さて、今日のお一人目は所沢市よりお越しのM様のプレミオです。
前回に引き続き今回も車検を御依頼頂きました。
有難うございます。
M様プレミオ車検整備
こんな気もしっかりと整備させて頂きました。
あまり走行距離は伸びませんが今回は油脂関係とバッテリー交換など
整備させて頂きました。(うっかり画像を撮り忘れていましたので整備後の画像になりました)

また2年間安心してご使用ください。
有難うございました。

そして次のお客様は小平市のM様のライフダンク点検です。
M様は当店のお客様ですが年間の走行距離が少ないのですが
点検はきちんとされる方で前回車検から1年が経ちましたので
点検の御依頼を受けました。
M様ライフダンク点検整備

あまり乗られないですがエンジンオイルなどは劣化しますから
オイル交換はキッチリ行います。
他バッテリーも点検は外せないですね。
乗らない分充電不足になりますから。

他は特に問題は無いのでまた次回車検まで安心して
ご使用ください。

有難うございました。

そして次のお客様は大田区よりお越しのエリシオンのT様です。
T様は今回初めて当店をご利用頂きます。
今回はオートマの内部洗浄にエンジンオイル交換、パワーステアリング交換の
御依頼を頂きました。
T様エリシオンAT内部洗浄
DSCF2697

ATFの汚れも酷いのでAT内部洗浄して少しでもリスクを減らして交換いたします。
安易に交換できる走行距離ではありませんのでこの選択は良いと思います。

また、意外に交換されていないのがパワーステアリングオイルです。
ホンダはATFもそうですがパワーステアリングオイルも純正を使用した方が賢明です。
社外を使用すると異音が出たりオイルもがし始めたりと厄介なことになる事が多いです。
くれぐれも気を付けて下さいね。

おかげでAT、パワステともに安心できる仕上がりとなりました。
また何かございましたら宜しくお願い致します。

有難うございました。

そして次のお客様は神奈川県逗子よりお越しのラグレイトのM様です。
追い越しの際急加速した際吹け上がってしまったという事です。
それから3速の吹け上がりがずっと出てしまいどうしたものかという事でした。
前回ATF交換から15000km程ですが仕事で使用していて
最大重量も常にフル乗車またはそれ以上の積載になるようで
それがたたってしまったのか、運が悪かったのかそれから滑り癖が付いているようでした。

M様ラグレイトオートマ不調
DSCF2693

ATFを確認すると汚れは普通ですがやはり鉄粉は大きなものが比較的出ています。
シフトのタイミングには問題が無いのでクラッチやプレートに問題が発生してしまったと思われます。
交換後様子を見てみましたがやはりフル乗車になるとダメなようなので今回は
仕事でも使用している為ATを乗せ換える事になりました。
残念です。

乗せ変え完了まで今しばらくお待ちください。

さて、次のお客様は東大和市のN様のオデッセイです。
N様からオーバーヒートするというお電話で修理の御依頼を頂きました。
N様オデッセイ修理
早速御来店頂き点検をいたしますと原因はすぐに判明。
電動ファンが両方回っていません。

このRA6の場合比較的多く見かけます。
リレー音はカチッと聞こえますからモーターを直接衝撃を与えましたら
回り始めました。
2個とも。
しかし、1度リレーがオフして再度オンになるとまた回りません。
モーターが弱いようです。

両方交換です。
DSCF2698

そしてお預かりした際テスト走行しているとオーバーヒートも重要ですが
オートマの変速が異常な事に目が行ってしまいました。
嫌な業者ですかね?
でも気になっちゃうんですよね~。

症状はPからDやNからDにシフトした時のショックが大きいのと
停止時にガツンというショックですね。
停止時のショックは結構多いですね。
ただし、NからDにシフトした時のショックが大きいのはこのミッションでは少ない気がします。
良くあるのはRに入れた時のショックが大きいというのはよくありますが。

そこで軽く点検してみましたらレベルゲージでATFを点検してみましたら
明らかに社外のATF、しかもいや~な予感。
エンジンルームを見渡してみましたらステッカーが。
オート○ックスさんの交換ステッカーが・・・・。

しかもカ○○○―ルのタイプHが入っているという。
やっぱり!
これはもうすでに遅いかな?なんて思いながら点検しましたが
でもこれ以上悪化しないようにはできそうな気もしたのでN様と話し合い
AT内部を洗浄して純正ATFを入れて様子を見ましょうという事になりました。
DSCF2701
恐らく後遺症は残りそうですが他をこれ以上痛めない事も重要。
N様はもう少し乗りたいという希望もあるため頑張ってみました。

結果、直ぐに解消とはなりませんでしたが停止時のショックは出たり出なかったり、
出ても大分軽くなっています。
後は馴染んでくるまで1~2カ月はかかると思いますが少し様子を見て頂きます。
加速時は全く問題なく走るようになっていますからまだ救いです。
これから回復傾向になっていくと思いますが無理しないよう気を付けて下さい。

お大事に。
有難うございました。

まだ他にもご紹介出来なかったお客様方も有難うございました。
御相談などの御来店も多く頂いております。
ごり押しは致しません。
どうぞお気軽に御来店、ご相談ください。
いつでもお待ちしております。

10月は比較的ご予約の空きもあります。
オートマも頑張ってくれていますが無理をしていると取り返しのつかなくなることもしばしば。
ATFのメンテナンスは2年または2万km、CVTのメンテナンスも2年または2万km(トルコン無し車は1年または1万km)
絶対安心サイクルですので覚えておいてください。

また、オートマは寒くなる季節になると不具合がよく出ますが
これはオイルも関係しているからです。
夏場は暖気しなくてもオイルは初めからオイルはさらさら状態ですが
寒くなるとオイルは収縮し粘度が硬くなります。
その為オートマ内部に抵抗が大きくなっているような場合(異物の噛みこみやピストンなどの変形)
冷間時は抵抗が大きい為うまく作動せずショックやギヤが変わる時など吹け上がったりする事が有ります。
そこでようやくミッションがおかしい事に気が付く訳ですね。
夏場はそれが判りずらいのです。
そのため知らない間にミッション内部を悪化させてしまいます。

そうならないようにするためには上記の定期的メンテナンスは行った方が良いという訳です。
事が起きてからでは高くつくのがオートマですので。
気を付けましょうね。

つづく・・・・。

 

2 comments

  1. ダメです。確実に故障に繋がります。沢山の方の修理をしてきておりますがタイプHを使われている事も多く(Aバックスなど)変速異常やクラッチの滑りにつながることが多い為絶対に使用しない方が良いです。

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