オートマ改善修理&車検

こんにちは。
日々寒さが増し、すっかり冬の様相です。
北海道では大変な冬の嵐で、寒いうえに停電となると
どのような寒さなのか想像も出来ないくらいです。
東京でも震え上がるくらい寒く感じますが。

早い復旧を望みます。

先日、板橋よりRA6オデッセイのオートマの変速異常で
お預かりいたしましたが車検も同時に追加で御依頼頂きました。
すでに14万km走破している為、それなりにはオートマ内部も消耗は
しているとは思いますが、やはりRA6は多いですね。

ナンチャッテシーケンシャルモードが付いたがために
結構トラブルも多いです。
大半は1-2速時、2-3速時のエンジン回転の吹け上がり
タイムラグ、また、2-1速時のタイムラグが大半です。
2速クラッチの傷みが激しい為変速タイミングが遅くなり
2-3速の変速タイミングもずれてしまう事もあります。

また、減速時に停止直前ショックが来るケースも有ります。
とにかくこれらの状態が出ている原因はほとんどがスタート時のエンジンの回しすぎ。
要は急アクセルで加速して高回転で2速に変速する。
これが諸症状を作り出す原因のウエイトを占めています。

先ほども書きましたが、こういうオートマなのでドライバー心理をくすぐりますが
オートマ自体はRA3とほとんど一緒なんです。
とくに何か強化されていてバンバン走ってください!なんていう事は無いんです。
みなさん気を付けて走りましょうね。
これ以上痛めないように・・・・・。

このオデッセイも症状は同じような感じです。
コンピューター診断でもコードが入力されています。
当店入庫前にも何度かATFは交換されているようですが
あまり変化はなかったようです。

とりあえず内部洗浄を行い、ソレノイドも外して点検、フィルターもチェック。
フィルターでもわかるようにやはり相当鉄粉やカスが回ってしまってます。
クラッチも相当傷んでいると思われますね。
ソレノイドも交換して、全て復旧していざテスト走行へ。
温感でのテストでも作業前とは違いますね。
スムーズさを取り戻しました。
不穏な動きは見られません。

冷間でのテストは先程行いましたが、こちらは若干2-3速で初めのうちは
タイムラグを感じますが、これは1-2速時の変速時期が延びている為による
影響ですね。
ATFが温まると普通になるので、ATF自体がもう少し馴染んでくると
もっと良くなる可能性はあります。

ホンダ純正のATFはとにかく粘度が高い(硬い)為、普通の車でも冬場にATFを交換しますと
すごく重く感じたりします。
当店の統計ですと、AT内部を洗浄して、全く新しくATFが入った車は
クラッチやソレノイドなど全てにおいて馴染むのに1000kmほどかかります。
ちょい乗りの方等は3ヶ月くらいかかるんではないでしょうかね。

これで安定すればミッションも負担は掛からず
安心して走れます。
あとはドライバーさん次第ですかね。

さて、先日のブログでアコードの話の続きです。
カーボンボンネットのクリア塗装が終わりました。
ビフォアの写真をとり損ねていたので
アフターしかアップできませんが、どうでしょう。

ビフォアではボンネット先端にHマークのシールが貼っていましたので
剥がしてクリアを入れたのですが、跡が面白いように浮き出ています。
ぼんやりHマークが見えますか?
ヘッドライトも綺麗になりましたので前からみるとピカピカに光って
カッコイイですね!

結果面白い良い仕上がりでした。

続く・・・・。

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