モビリオやスパイクだけじゃないぞ、CVTの故障は!

こんにちは。
最近朝晩の寒さが厳しく感じるようになってきましたね。
また同時に街路樹の色もオレンジ色が目立つようになり
落ち葉もちらほら目立つようになりました。

私も昨日までは作業着は半袖で頑張っておりましたが
今日からは長袖を着用するようにしました。

朝晩の寒さには勝てませんね。
最近夜、食後にウォーキングをしています。
6km程ですが健康の為と思い歩いていますが
食後に歩きますので摂取したカロリーはどうやらチャラになるようです。

朝体重計に乗ると体脂肪ともに前日比で変化なしです。
以前はどうしても翌日朝は昨晩に比べて増えていましたが
今は増えずむしろ少しづつ減っています。

良いダイエットかもしれません。

御参考までに。

さてそれでは修理の御紹介をしていきたいと思います。

品川区よりオデッセイのK様が走行中異音がするという事で
御来店頂きました。

確認しますと確かにモーターのような音が聞こえます。
CVT搭載車ですが経験からしますとモーターのような音が出始めますと
まず止まる事はないです。

今回走行距離も28万km弱という事も有り、正直故障というよりそろそろと
いう感じでもありましたので今回は通常メンテナンスという事でCVTオイル交換のみで
対応致しました。

お大事に。

そして次のお客様は八王子市よりフィットのS様が発進時のジャダーの修理で
御来店頂きました。
いつもはホンダカーズで依頼されているそうですが色々不満も有り今回は
当店に御依頼を頂きました。

また、同時にエンジンマウント3点交換やベルトにプーリーの交換もさせて頂きました。
フィットやモビリオ等のCVTはジャダーが出るとスタートクラッチ当たり付けを
安易に行うと頃が多いようですが、正直これは特効薬でもなんでもありません。
むしろ危険の方が多いですのでお勧めは致しません。

毎回当たりつけを行うディーラーも有るようですが、やり方を間違えるとクラッチ自体
壊してしまう為ユーザーさんも理解した上で依頼された方が良いかと思います。

汚れが原因であればCVTオイルを普通に交換すればジャダーは無くなります。
オイル交換したのに収まらない場合は他に原因が有ると考えた方が良いでしょう。

S様のフィットもそうでした。
根本治療を行い解消させました。

ありがとうございました。

そして次のお客様は武蔵村山市よりフィットのO様が車検整備で
御来店頂きました。

今回初めてのご依頼です。
今回は全オイル交換のほかベルト交換、プーリー交換、プラグ交換、ワイパーゴム交換等。
気になるCVTもそれほど心配もなさそうです。

安心してご使用ください。
ありがとうございました。

そして次のお客様はシビックのS様が車検整備で御来店頂きました。

今回はブレーキオイルオイル交換のほかクラッチオイル交換、前後ブレーキローター及びブレーキパッド交換
ブレーキホース交換、ディストリビューター交換、ドライブシャフトブーツ交換、ラックブーツ交換、プラグ交換
ヘッドライトバルブ交換、ワイパーゴム交換、エアークリーナー交換、RECS施工など。




ちょっとづつですがある部品はあらかじめ手に入れておき少しづつですが交換等も
行っております。

もう販売終了部品も多い為EGシビックを維持していくのも大変な1台になってまいりました。

ありがとうございました。

そして次のお客様は川崎市よりアヴァンシアのK様がATF交換で御来店頂きました。

AT載せ替え後初めての交換となります。
キッチリ全量交換をさせて頂きました。

この全量交換が後々大きな違いとなります。
部分交換や社外ATFを使用されて行きますと寿命は大変短い事が分かっています。

ATF交換の際は必ず全量交換が必須ですので依頼の際は必ず確かめて上で
依頼された方が良いでしょう。

ありがとうございました。

そして次のお客様は都内よりオデッセイのK様がフロント廻りより
異音がするという事で御来店頂きました。
カタカタという音です。

点検いたしますと右側タイロッドエンドのガタが大変大きくなっています。
またスタビライザーリンクも外してみましたらガタガタになっておりました。
異音はこのどちらかでしょう。

スタビライザーリンクは左右交換しました。
タイロッドエンドは右側のみ交換いたしました。

後に交換後の使用では音は出無くなったという事です。

ありがとうございました。

そして次のお客様は栃木県よりエアウエイヴのK様が走行中ガタガタと
ボディ振動がするという事で御来店頂きました。

試乗確認するまではCVTの異常だろうと思いましたが、テスト及び点検の結果
原因はイグニッションコイルが原因と判明。
コイル及びプラグ交換で完治。

他にも電車ブレーキが判明。
ブレーキローター及びブレーキパッド交換。
また、CVTオイルがどうも社外のCVTオイルが入っているようで
専門店からしますとこれ自体邪道。

純正でないと故障の原因ともなりますので今回はCVT内部洗浄及びCVTオイル交換を
させて頂きました。





もう13万km走行しておりますので、間違ったメンテナンスや使用方法では
故障の原因、とどめを刺してしまう事もしばしば有りますから注意しましょう。

お大事に。
ありがとうございました。

そして次のお客様は西東京市よりモビリオのK様が発進時のジャダーで
御来店頂きました。

まだ走行距離的には5.4万km程何ですがオイルメンテナンスの不足や
4WDという事も起因していると思われます。
ほか、点検では原因らしきものが見当たらないので以上の事が
主原因と思われます。

根本治療を行いましたのでもう大丈夫でしょう。
今後は定期メンテナンスは欠かしてはいけませんよ。

また、エアコンの効きが悪いという事で点検いたしましたら
コンプレッサーが入りません。
これでは効き悪いどころか効いてない状態。
ガス量を点検しますと入っています。

リレーを点検しましたら原因がわかりました。
リレーの接点不良です。
時には効いたりしていたかもしれませんね。

今回はリレー交換で解決致しました。
良かったです。

ありがとうございました。

そして次のお客様はさいたま市よりMRワゴンのY様が車検整備で
御来店頂きました。

Y様はモビリオスパイクを所有していて、MRワゴンはお母様の所有する車です。
前回も当店で車検整備をさせて頂いております。

今回もまた御依頼頂きましてありがとうございます。
今回はブレーキオイル交換、エンジンオイル交換、プラグ交換、EACV洗浄、ワイパーアーム及び
ワイパーブレード交換、エアコンフィルター交換等。
調子の方も問題ありませんのでまた安心してご使用ください。
ありがとうございました。

そして次のお客様は川口市よりエリシオンのK様がオートマ内部洗浄で
御来店頂きました。
ATF確認致しますと汚れが大変酷くオイルも酸化現象がみられました。

通常交換は危険ですのでリスクを少しでも減らす為AT内部洗浄をさせて頂きました。
交換後はクラッチの当たり具合も大きく変わる為、あまり無理をせずご利用頂くよう
注意喚起致しました。

重量の大きい車は駆動に大きな力が働きますから想像以上にAT内部の負担が大きいです。
オイルの劣化も大変激しい為出来る限り2年または2万kmごとのATF交換をお勧めします。
間をあけすぎたりしてしまいますと交換を拒否される事も多いので注意して下さい。

交換する方も怖くて手を出しづらいのも理解して下さい。

ありがとうございました。

今回は以上となります。

当店でオートマやCVT等の修理やATF、CVTF交換等を行った際
必ずお客様には冷間時は出来る限り暖機を行ってから発進するよう
注意をしております。

ドライスタートは何もオートマだけでなくパワステ(油圧式)やエンジンにも
よろしくありません。
新車から乗っている方はその影響というのは5年くらいたってから差は出てくると思われます。

ドライスタートのデメリットはオイルが廻りきらないうちに強制的に動かしてしまっている事に問題が有ります。
またオイルというのはどんなに低粘度のオイルでもやはり温感状態で発揮できるようになっております。
ATになりますとクラッチ(湿式)は冷間状態では滑りやすく、適度に熱い状態でないと
クラッチのブレーキ力は弱まってします。

これを毎日、毎回ドライスタートの方と暖気された方の車の差は歴然としています。
エンジンですとエンジン音の違い(カタカタ、コトコト音が出ている)
オートマですと変速ショックが大きい、振動が出ている、吹け上がる、シフト切り替え時ガツンとショックが出る)
このような車を中古車で買われた場合は泣く人も多いかと思います。
このような事がおきない為にも暖機運転は必要と考えます。

日本人はせっかちな方が多いのか時間に余裕をもたない方が多いのか
それとも車を信用しきっているのかよくわかりませんが、少しでも良いですから
暖機をしてから走るよう心掛けるといろんな面で故障も減るかと思います。

全く暖機をした事が無いという方は1度試してみてください。
5分暖機した状態で走り出してみてください。
たぶんストレスなく初めから加速していくと思いますよ。

ワンポイントアドバイスでした!

以前にもトルコン付CVT車のモーターのような異音がするという車輌の事を
書きましたがやはりどんどん問い合わせが増えてきております。
またここで言っておきますが、加速中に出ていてアクセルペダルから足を離すと
出ないモーター音のような音は修理不可能です。
CVT載せ替えしか方法が有りません。

また、このような音が出ないようにするにはただ1つ。
定期オイルメンテナンスしかないと無いと考えてます。
しかもディーラーのような部分交換しかしない、まったくCVTオイル交換歴が無い
社外CVTオイルで交換したなどが原因だと考えています。

ATF交換やCVTオイル交換は経験が多く、知識の高い所で交換してもらうのが
安全、安心だと思います。

このブログを読んで頂いているユーザーさんはもう判っているかと思いますが
知らない方は残念な結果を迎えている方も多いかと思います。
お知り合いでホンダ車に乗っている方がいるようでしたら教えてあげてください。

少しでも助かる方が多くなれば良いと思います。

つづく・・・・。