CVTの故障相談大変多いです!

こんにちは。

今日は夏日ですね。
流石にこれではばててしまいますが、今日はさほど忙しくはないですので
ブログ更新の時間を作れてます。

こんな時に書かねば!

昨日もそうなんですがATからCVT車両が増えているのも有って
CVTの相談件数が激増しています。
突然ご来店される方も居ますし、電話相談やメール相談も大変多いです。

ただやはり車の場合現車確認(症状確認)した上での方が
アドバイスや今後の修理相談もしやすいです。

フィット、モビリオ、スパイク、エアウエイブは常連ですが
最近はフリード等の相談も大変増えています。

新しいCVTは大丈夫と考えない方が良いかもしれません。
実は重症度からすると新しい方が酷いケースが多いです。
修理ではなくCVT本体交換出ないとダメな事が多いです。

そのほとんどがメンテナンスが行き届いていれば防げたのではないかと
思われることが多いです。

中でもディーラーに全て依頼していたのにという方も少なくありません。
というより大半がディーラーに任せていたという事です。

1度考えなおしてみた方が良いかもしれませんね。
ホンダオーナーの方は。

正直ディーラーさんの場合壊れたら点検しましょう、体質だと思います。
予防の為整備しておきましたというのはあまりないように思います。
どうでもいいようなところは過剰整備しているケースが多いです。

例えば車検の度キャリパーのオーバーホールをしていた
ブレーキマスターシリンダーをオーバーホールしていたり等。

新米整備士の教習車的に扱われているのでは?と思うところが
あります。
律儀に全てディーラーのお任せでなくセカンドピニオンを持つ事も
必要なんではないかと思います。

さてうんちくはこのへんにして本台へ移ります。
まず初めのお客様は栃木県よりモビリオスパイクのU様が
CVTジャダーの修理で御来店頂きました。


また振動等も大きい為点検したところエンジンマウントの硬化が大きい事が判明。
ジャダーの振動もより大きく感じていた事やエンジン始動時もフロントガラス回りや
ダッシュボードもビビり音が大きくなってしまう為同時に交換させて頂きました。

走行距離は11万6千km。

遠い所ありがとうございました。

次のお客様は渋谷区よりHR-VのM様が車検整備で御来店頂きました。
今回車検だけでなくCVTのジャダーが有る為当店に御依頼頂きました。
このCVTでは少ないですね。

汚れも酷い為今回はCVT内部洗浄を行ってどう変化するか作業してみました。
結果は大変良い結果が出ました。
ジャダーは収まり通常走行ができるようになりました。
CVT内部から若干異音が出ていますがそれはCVTメンテナンスの管理不十分の
結果ですから仕方ないでしょうが、今後はオイルメンテはしっかりと行って頂きたいと思います。

走行距離14万km。

ありがとうございました。

そして次のお客様は練馬区よりゼストのM様が車検整備で御来店頂きました。
今回は全オイル交換、ベルト交換、エアコンフィルター交換、ワイパーゴム交換等。


走行距離は14万4千km。

ありがとうございました。

そして次のお客様は足立区よりモビリオスパイクのO様が
CVT修理で御来店頂きました。

スタート時クラッチの繋がりが悪いような症状やニュートラルになってしまう等の症状です。
このような症状はエアウエイヴに多くみられますがやはり同じCVTですから
スパイクにも出てしまうようですね。

このような症状は基本CVT内部のクラッチ動作に問題がある事が多数。
まれに同時にエンジンやスロットルに問題が有るがあります。

CVT修理後は大分症状は出なくなりましたがまだ若干出ております。
クラッチの当たりが良くなればもう出無くなるかもしれませんが
エンジン回転数が低すぎる事とアイドルアップ機能に問題がある事も
判明しております。

RACVの清掃も行いましたが顕著には改善しておりません。
今後スロットル交換も視野に入れた方が良いかもしれません。

走行距離15万6千km。

ありがとうございました。

そして後日、やはりスロットル交換を御依頼頂きまして交換させていただきました。
交換して回転数も上昇してスタート時等のクラッチの離れる症状も無くなりました。

次のお客様は川崎市よりシビックのK様がオイル漏れ修理で
御来店頂きました。

懐かしいEGシビック、しかもエンジンはZCです。
このエンジン大好きです。

オイル漏れはヘッドカバーパッキンとセミサーキュラからです。
これがB16Aだと追加でスプールバルブのフィルターからも多いですね。


エンジン内部は綺麗ですね。

今回はパッキン類をサクッと交換して終了です。

走行距離2万km。

ありがとうございました。

そして次のお客様は埼玉県鴻巣市よりライフのM様が
ATの発進時の違和感で御来店頂きました。

JC1ライフですが特に冷間時スムーズに発進しない、1テンポ遅れてしまうような
感じがするそうです。

今回はAT内部洗浄を行ってみませんかと提案してみました。
快諾して頂き念入りに洗浄を行いました。
JC1はドレーンボルトにはマグネットが付いていませんので画像はありません。
温感状態の為冷間時の症状の確認はできませんが
温感状態でもATの特性が変わったと思える変化はありましたので
改善できたかもしれません。

走行距離12万5千km。

ありがとうございました。

そして次のお客様は入間市よりモビリオスパイクのK様が
エンジンマウント交換で御来店頂きました。

エンジン始動時の振動が大きくなっていますねと以前エンジンマウントの交換を
提案しておりました。

そして今回交換の御依頼を頂きました。

交換後は劇的に変わりました。
やはり静かな方が良いですね。

走行距離は16万7千km。

ありがとうございました。

そして次のお客様は相模原市よりモビリオのI様が
走行中振動がしてDランプが点滅したという事で御来店頂きました。
点検の結果社外のオイルが使用されていてそれが原因でクラッチの作用や
プーリーの動作に問題が起きたようです。

今回は今後の事も考え根本的修理を行いました。
やはりオイルは純正でないと怖いですね。
基本ホンダに限らずオートマや特にCVTは純正オイルを使用して下さい。
治れば良いですが最悪はCVT本体交換に至る事も有りますので気をつけましょう。

またエンジンより異音も出ていた為点検の結果、原因はアイドルプーリー。
同時にベルトとセットで交換しました。

走行距離は8万8千km。

ありがとうございました。

次のお客様は所沢市よりモビリオのS様が修理で御来店頂きました。

エンジン始動時や走行中振動が大きいという事です。
振動の原因はエンジンマウントの硬化ですが
走行中の振動はマウントだけではなくCVT自体の振動です。
今回はマウント交換とCVT内部洗浄を行いました。


今後は定期交換を必ず行ってください。

走行距離は8万3千km。

ありがとうございました。

そして次のお客様は稲城市よりモビリオスパイクのT様が
リバース時に異音が出ているという事で御来店頂きました。
確認しますと確かにカサカサと音が聞こえます。

CVTシステム点検しましたらリバースクラッチ関連にも異常が
見られます。
しかし通常走行には今のところ問題は出ておりませんから
今回はCVT内部洗浄を行い今後の様子を見てもらうことになりました。

走行距離は13万8千km。

ありがとうございました。

そして次のお客様は千葉県佐倉市よりモビリオのO様が
発進時力なくスムーズに進まない、振動等で御来店頂きました。


今回点検の結果複合的に悪化が進んでいたようでした。
1つはCVTのジャダーのよるもの、エンジンの失火が出ていた事等から
クラッチの繋がりが酷くなっていったようです。

今回CVT根本修理とイグニッションコイル、プラグ交換、エンジンマウント交換を
行いました。

全てが正常に機能し始めれば今後本来の状態に戻ります。

走行距離は5万8千km。

遠い所ありがとうございました。

そして次のお客様は調布市よりステップワゴンのM様が
定期点検で御来店頂きました。

今回は点検ではエンジンオイル交換のほかワコーズのエアコンプラス注入など行いました。

走行距離は16万3千km。

ありがとうございました。

そして次のお客様は青梅市よりモビリオのA様が
CVTのジャダー修理で御来店頂きました。



そして冷間時エンジン始動時の振動が大きい事も有り
同時にプラグ、エンジンマウントも交換いたしました。
CVTは根本的修理を致しましたのでもう安心です。

走行距離は12万km。

ありがとうございました。

と、まぁ今回はこんなところです。

毎日それなりに忙しく作業しておりますが時たまポッと空きが出る事も有ります。
今日は中途半端に予定が入っていてその合間を縫ってブログを書いております。

6月は例年そうなんですが比較的空いている事が多いですので
早めに予約して頂ければ代車の御用意も出来ます。

是非お待ちしておりますので宜しくお願い致します。

つづく・・・・。