川越よりラグレイトAT不調で御来店頂きました

こんにちは。
ここのとこ暖かく過ごしやすいですが
明日からまた真冬に逆戻りだそうです。

身体がついていかね~!
風邪、インフルエンザに要注意!

べしっ!
T様ラグレイト

さて昨日は川越市よりラグレイトのT様がオートマ不調で
御来店されました。
ATFは昨年末多少の違和感が出始めたので
ホンダカーズにてATF交換を6ℓほど交換されたそうです。
また循環方法で交換したようでドレーンの鉄粉はほらこの通り
残されたまま。
ATドレーンボルト
違和感は変わらなかったのでお知り合いの整備屋さんなのかな?
相談したら良い添加剤があるという事で入れたそうです。
どことは言いませんが某有名メーカーです。

そうしたところ良くなるどころかどんどん悪化して
まるで病気が転移していくような感じだったそうです。

そこで御相談の上御来店されました。
確かに簡易点検でも異常は感じられました。
バックに入れた時などはガリっとギヤの噛みあいが悪い音まで出ています。
悪い方向に行っているのは間違いないし、緊急性も要します。
今ならまだなんとかなるかもしれないので
まずはAT内部を洗浄して添加剤の成分を出してあげる事が先決。

2日預かり慎重にじっくりとATを洗浄して新油を注入。
冷間状態になるのを待ちテスト走行へ。
簡易テストではラグレイトでは多い2速変速時のショックですね。
これは内部のピストンの機能が低下してきているので
これはどうにもならないだろうと思いましたが
温感状態ではショックはほぼ抑え込んでいます。
バックに入れた時のショックやかじり音は全く出なくなりました。

取り返しのつかなくなる前で良かったですが
何度も言いますがホンダ車ATに添加剤は止めときましょうね。

続く・・・・。