ラグレイト改善修理の続き

こんにちは。
今日もいい天気でしたね。
今日は朝からお客様の来店が続き
ようやく今落ち着いたところで今のうちにブログ更新と。

先日のラグレイトオートマ改善修理の続きです。
読んでない方は1つ前をご覧ください。
第2ステップの作業では、ソレノイド関係を外して点検や洗浄作業の追加です。
リニアソレノイドやシフトソレノイドを外してみましたらやはり鉄粉やクラッチカスが
異常なくらいビッシリと付着しています。
シフトソレノイドバルブ
リニアソレノイドバルブ

これじゃタイムラグも起きて当然。
ソレノイドは洗浄してあげて、フィルターは交換
パイプフィルターは1つを除いて他は洗浄します。

またAT内部も追加洗浄していきます。
これでどのくらいまで回復したかです。
早速復帰して簡易テストですが、ここで1つ気が付いたのが
ニュートラルで若干クリープが有ります。
初めは気が付かなかったんですが冷間状態で少し感じます。
またバック時クリープを感じなく少しブレーキが掛かってる感あり。

そして実際走行テスト。
3速ジャダーは大分解消しましたが、今出ている症状から
こうなった主原因は3速クラッチ関係に異常が有る事が確信できました。
ばらさないと断言はできませんが3速では、またリリーフバルブなども。

通常走行は3速時の若干のジャダーを除いては普通にシフトしていくようになりました。
Dランプの点滅も出ません。
まだ馴らしていかなくてはなりませんので今の段階で大丈夫とは言えませんが
当面の間無理せず乗りながら馴らしていってもらいましょう。

修理前は2速に入らなかった事を考えると
普通に走れるようになったのは良かったと思います。

結果からすると作業前のAT内部にはATF量からして
ATFを軽く交換して多めに入れてしまっていたかと思いましたが
そうではなく何種類か添加剤が入っていたのかもしれないです。
その為よけい悪い方向になってしまったように感じられます。

何度も書いていますが、ATには添加剤は禁物です。
安易に添加剤で良くしようなどとは考えない方が賢明です。
1度入れてしまうと成分が吸着してしまったりすると成分を除去できなかったり
チェックボールやシフトバルブなどが固着してしまう原因にもなります。

ATを良くしたいなら安易にいじらないで
当店に持ってくる事が1番!

続く・・・・。